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May 04, 2005

滑走記録メモ(番外編その2)

 6時過ぎに起きる。完全に二日酔い(笑)。気持ち悪いが無理して朝飯を食う。こんな調子でこれから山を登るかと思うとかなり憂鬱になった。天気は晴天、どピーカン。

 足下の装備は悩んだ結果、足場確保プラス滑り止め効果を狙ってスノーシューをチョイス。ちょっと歩きにくかったけれど、スリップダウンは一度もしなかったので、結果的には良かったのだろう。ちなみに、慣れた感じの人はアイゼンが多かった。それから、テレマークスキーヤーは言うまでもなく、シール付けて登る人がほとんど。

 山頂まで約3時間弱。この頃には頭痛は収まるものの、体力的にはほぼ限界(笑)。日頃の運動不足に加えて、二日酔いじゃ、遭難しに行ってるようなものだ…。まぁ、ほぼ無風の山頂は快適で、景色は美しく昼飯は美味かった。

 さて、今から考えると、2200mを越える標高はさすがに空気も薄いようで、体力の消耗に輪をかけて頭の働きも鈍くなっていたらしい。滑走を始める前に、大まかに2つのコースチョイスがあるという話になった。この時オレは、テレマークな知人がいつも滑っているお薦めの「ちょとだけ遠回りなコース」に何の疑問も抱かず賛成してしまうのだった…。

 滑走はとても楽しかった。雄大な景色も素晴らしかった。ちょっと残念だったとすれば、それは身体のコンディションがベストな状態じゃなかったということ。そして、ちょっと不安だったのは、先に滑り出しているはずのボーダーを一人も目にしなかったこと。

 滑り終わって、最寄りの休憩所で一休み。ここからテントを張っている場所まで戻るには、ちょっとだけ歩くことになる。「で、どれぐらい歩くの?」というオレの質問に対してテレマークな知人が答えて曰く「1時間半ぐらいかな。」

 オレの地獄はここから始まった。

 普通の体調と普通の装備で山を1時間半ぐらい歩くのは、全くもってノープロブレムだ。しかし、今日のオレは、この時点ですでに体力がほぼ終わってしまっている上、背中には重たいボード、足下はスノーシューというスペシャルな状況だ。「バカヤロー」と叫び、ちゃぶ台をひっくり返したくなった(笑)。

 スキーヤーなら、景色を楽しみながらほぼ平地をトラバースする要領で移動できるコースだった。しかし、オレはひたすら前を向いて足を一歩一歩前へ出すことだけに専念した。マジで泣きたくなった…。所用時間は約2時間弱。

 ここの山小屋はちょっと贅沢な作りで、なんと風呂があって、入浴だけの利用も可能。水源を守るために、石鹸やシャンプーは使えないけれど、それよりも風呂に入って汗を流せることが素晴らしい。湯船に浸かり横になった瞬間、今日一番の至高の時間が訪れたことは言うまでもない。

 この夜は風が強く、昨夜のような安穏とした夕食の時間は楽しめなかった。酒も切れて早じまい。テントが強風でバタバタとはためいて、変な夢を見ては起きるの繰り返しだった。

 とりあえず、今日の滑走はかなり変則だけど、シーズン通算15日目にカウントしておこう。これで04-05シーズンは終了。



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